
自社製造
豊富な経験と優れた技術、そして飽くなき探究心から生み出された独自生産システム。私たちは時代のニーズに合った精度の高い『型枠』をつくるために、変化を恐れず日々進化し続ける一方で、 絶対に変えられないこだわりを持っています。それは『型枠がつくれる会社』でも『型枠もつくれる会社』でもなく、『型枠をつくる会社』であること。型枠のスペシャリストとして、品質にこだわり、 その品質を保つために設計•製材•加工•組立まで一貫して自社製造にこだわる。この揺るぎないポリシーがこれからも皆様に信頼と安心をお約束いたします。
特許
当社は、「PCa(プレキャストコンクリート)工法」に対応した床版型枠の製造に関する2件の特許を取得いたしました。
【特許第7185957号】
【特許第7489108号】
近年、日本各地で「高速道路リニューアル工事」が進められており、インフラの維持管理がますます重要視されています。こうした背景のもと、当社では、より高精度かつ施工性に優れた「木製PC型枠」を独自に開発し、その有効性が認められ特許を取得いたしました。この技術は、現場での作業効率の向上や省人化に貢献するだけでなく、軽量で扱いやすいため安全性にも優れています。
いままでに東名高速道路の東名多摩川橋をはじめ、東北道、北陸道、東名阪高速などの各高速道路の床版補修工事や橋梁更新工事において採用されており、従来型枠と比較して、精度の向上、施工時間の短縮や再利用によるコスト削減といった効果も報告されています。今後も私たちは、橋梁をはじめとする社会インフラの長寿命化とメンテナンス性の向上に寄与する技術として、この製品を広く展開してまいります。

「PCa(Precast Concrete)工法」木製PC型枠
2022年11月 特許第7185957号

「PCa(Precast Concrete)工法」型枠吊り治具
2024年5月 特許第7489108号

「PCa(Precast Concrete)工法」木製PC型枠
2022年11月 特許第7185957号

「PCa(Precast Concrete)工法」型枠吊り治具
2024年5月 特許第7489108号
技術
当社専任スタッフによるCAD/CAMシステム管理
STEP.1
現場施工図と当社CAD/CAMとのシステム連携
現場で作成したCADデータを送信して頂くことで、大量の複雑な形状データであっても当社CAD/CAMシステムと連携することが出来ます。

現場施工図
STEP.2
当社CAD/CAMシステムによる立体的な形状解析
コンピューターで作成したデータを加工機械と連動させることで、高精度の型枠パネルの加工を実現します。2次元/3次元CADシステムを使用し、型枠パネルの割付図・加工図を作製します。複雑な形状の構造物には3次元CADを使い細部に至るまで解析します。

AUTO CAD
STEP.3
NC(数値制御)ルーターによる切削加工
NCルーターはCADシステムと連動して数値制御により切削加工する木工機械です。複雑な構造の型枠も精度よくかつ安全に加工することが可能です。

NC(数値制御)ルーター